| 所 蔵 | 京都府 平等院 |
| 制作時期 | 2003 |
| 材 質 | 檜・漆・金・天然顔料 |
| 像 高 | 約30cm |
平等院山内浄土院に伝わる『厨子入り救世舟乗観音』の新規復元制作です。
戦後間もないころ、残念なことに厨子内に安置されていた救世舟乗観音像が行方不明となってしまいました。ところが、幸いのにも遺された厨子の中には、像を模したとおぼしき版画が納入されていたのです。この遺された古版画をもとにして、新たに平成の救世舟乗観音像を復元することとなりました。厨子の底面に書かれた明瞭な墨書によると、文化三年(1806年)に造られたようです。
造像より約200年を経て、再び厨子に魂が宿ることを嬉しく思います。
撮影/早川宏一
撮影/早川宏一
撮影/早川宏一